「ものづくり会社を支える」誇りが
やりがいにつながる。

鈴木 健司 Kenji SUZUKI

生産管理課 所属 入社7年目

入社のきっかけ

きっかけは勤務条件。
面接で知った「生産管理」の仕事。

私は中途で入社して、今年で7年目になります。前職では運送会社で事務職に就いていましたが、人手不足で深夜帯まで残業をすることがたびたびあり、通勤にも影響が出るようになってしまったため転職を決意。ですから、最初当社に興味を持ったきっかけは、会社の内容よりもロケーション、要は自宅から近いという点でした。そのような経緯だったので、会社には前職の延長線で経理志望と伝えたのですが、その後面接で「生産管理」の仕事を聞いて興味を持ったことから、 入社を決意することになったのです。

現在取り組んでいる仕事

生産を間違いなく、スムーズに進めるために。

生産管理の業務範囲は、実にさまざまです。ものづくりのほぼ全工程に関わるために、業務内容が多岐にわたるからです。
例を挙げてみましょう。お客様からある製品を受注すると、生産管理は品名・納期・必要数に応じて生産計画を立てます。その後、生産計画を現場と擦り合わせ、実行に移すために指示出し、その進捗を見守ります。その間、資材が足りなくなったりメンテナンスなどで生産計画に支障を来さないよう、日々現場の状況を確認し、先回り先回りでスムーズなものづくりを支え、最終的にお客様の手元に良品質の製品を定数届けるところまで確認して、ひとつのプロジェクトが終わります。
生産管理は、製造業で不可欠な「QCD(品質・コスト・納期)」のうち、主に「D(納期)」に責任を持つ部署です。しかし、無理な生産計画は不良品の発生など品質の低下を招き、結果としてコストアップにつながってしまいますから、「QC」を満たした上で「D」を厳守する、それが生産管理の使命といえるでしょう。

また当社では、現在新しい生産管理システムを導入している最中で、そのプロジェクトでは社内SE的なポジションを担当しています。これまで当社では独自の台帳を使った手書きの管理システムがあり、これが使いやすくて特に不満もなかったために、特に改善が求められてきませんでした。しかし、これからを考えると、社内のIT化は不可欠です。そこで、一気に近代化は難しいまでも、徐々にシステムを導入することで着実に効率化を進めています。

現在目指していることは?

常時と非常時、そのバランスの両立。

私自身、前職で無軌道な拘束時間に疲れてしまったこともあり、「全員定時」を目指して生産計画を立てるようにしています。それは単に早く帰りたいということではなく、現場トラブルのないものづくりの結果が、定時退社につながるからです。それでも機械の調整や金型のメンテナンスなどで、生産計画に修正が生じることもあります。そんなときは、迅速に代わりの機械を押さえたり材料の調達タイミングを調整したりと打てるだけの手を打ち、影響を最小限に留めるのも生産管理の役目です。
お客様のご希望を満たした上での無理のない計画と、非常時の対応力。このふたつを両立させ、より高いレベルでQCDを満たすものづくりを支えていくことが、現在というか、生産管理を受け持つからには永遠の目標といえるのではないでしょうか。
未来の仲間になる方へ
私が感じる当社の良さのひとつに、比較的自由に仕事をさせてもらえるという点があります。任せてもらえる、といったほうがいいかもしれませんね。ですから、現場の改善活動も個々が自分のやりやすいように進めてきた結果、うまくいっているようなところもあります。もちろん標準化も必要ですが、自分の信念に沿って仕事をしたい方、創意工夫が得意な方には、面白さややりがいを感じていただけると思いますよ。

一日のスケジュール

8:00

  • 出社

9:00

  • 前日の現場加工実績をパソコン入力
  • 協力メーカーへの材料受け払い業務

12:10

  • 昼食

13:00

  • 納入進捗表管理
  • 生産計画表作成
  • 生産管理システムの管理・確認

17:00

  • 退社